Makiko Iwashita氏とYuumi Suto氏、ヴオレンマキ保育園にて 29.2-11.3-2016
フィンランドの食事はとても美味しいですとYuumi Suto氏は2週間のフィンランド体験の後に語りました。日本人の心配りは世界のトップクラスです。今回最もチャレンジングであったことは語学スキルと外国人への関わり方で、これらの理由で多くの場合日本人が海外研修を躊躇することが多いのです。Makiko Iwashita氏はフィンランド人が親しみやすく、すぐに手助けをしてくれると感謝を語り、同時に協力がしやすいこと、また助けも求めやすいことを強調しました。
十六山保育園の2人の保育士は2週間にわたりベイッコラのヴオレンマキ保育園で研修を受けました。
Yuumi Suto氏はフィンランドと日本の職場文化の規律とフレキシブル性の違いを発見した様です。日本では就業時間から仕事の内容に至るまで細かく計画されますが、フィンランドにおいてはそれぞれの得意分野が活かされた働き方をしています。仕事の分担もチームに任されており、それぞれが自分の強みを存分に活かして働いています。Makiko氏はスタッフのモチベーションの高さは互いを信頼することに起因しているのではないかと分析しました。
保育園でのフレキシブル性は日本人の目に留まるものでした。日本では子ども達に明確な指示を出し、日常はそれらプランに沿って進められます。保育士は子ども達の活動経過をレポートし、個々の成長を注意深く見守ります。フィンランドの保育園では活動プランの時点から子ども達がともに参加して決定し、実行し、評価もします。子ども達は自分の視点での感想や新たなアイデアを出し合い、また次の活動に活かします。
フィンランドのスタッフの役割は子供の自発的活動を支援することです。自由遊びの理解も日本人にとっては理解が難しいものがありました。日本では保育士は子どもと一緒に遊びます。そのように遊びも計画されるのです。Yuumi氏、Makiko氏はフィンランドの個を大切にする保育、そして子ども達にも責任と自己決定の機会を与えることに感動しました。 同時に、問題が起こった際にすぐにフィンランドでは大人の介入があることは不思議でした。 日本では横からその状況を見守り子どもたちが自分で解決できるように寄り添うことが多いからです。 Yuumi氏によれば日本の子ども達の振る舞いは大人びていてまた安定しているとのこと。フィンランドではプリスクールの6歳児もまだ遊んでいます。
ある違いとして二人はテクノロジー利用についても触れました。日本では直接的な子ども同士の触れ合い遊びこそが重要とされますが、フィンランドでは日常のデジタル化が進んでいました。メディア遊びも共に作り上げる、また共に学び体験を共有する機会として重要なことがわかりました。
Yuno Institute for Children’s WelfareのToshiyuki Furuki代表は2015年に第一回目のフィンランド訪問を果たしています。十六山保育園は神奈川県の小さな森の中にあり、子ども達は自然の中で様々な発見を繰り返しています。十六山の保育理念はマリア モンテッソリーによるメソッドであり、環境こそが子どもたちの成長への良い教材であるということです。
十六山保育園の活動環境
Furuki代表はヴオレンマキ、ハーパヤルビ、パルティナ保育園の訪問を通して、フィンランドの幼児保育の日本における可能性に大きな関心を持たれました。
今後も両国の交流を通して保育を学び発展させていきたいと願っています。Makiko、Yuumi両氏のフィンランド研修は無事に終了し、次の秋にはフィンランドからの保育士が日本でお世話になる予定です。Yuno Instituteはハナコネットワークの新しいパートナーです。
http://www.yuunoufukushikai.net/16yama/Juroku-Yama/index.html
Teksti ja kuvat Sirje Hassinen







