ウェルビーングテクノロジー

グローバリゼーション、テクノロジーの発展とデジタル化、ネットワーク作りと高齢化により、職業界では益々新たなスキルのニーズを問われることになります。社会福祉における介護職の未来のスキルには新しいテクノロジーの有効利用が必須です。

ウェルビーング・テクノロジーとは人々の健康、運動能力と体調を守り改善することを目的としたテクノロジーおよび器具を意味しています。ウェルビーングテクノロジーの原点として、個の人生への尊重があり、テクノロジーはそれに付加価値を加えるものです。

ウェルビーングテクノロジーの可能性、今と未来:

  • 健康と運動機能の評価と見守りとしてのウェルビーングテクノロジー
  • 自立支援のためのウェルビーングテクノロジー
  • 安全をもたらすウェルビーングテクノロジー
  • 社会性と共生の可能性としてのウェルビーングテクノロジー
  • ウェルビーングテクノロジーの利用開始と利用における顧客指導
  • ウェルビーングテクノロジー利用における道徳的観念
  • 利用者と介護者のウェルビーイングテクノロジーへの姿勢と希望
  • ウェルビーングテクノロジー利用における多様なプロフェッショナルの協力

ウェルビーングテクノロジー資格講座(15単位): hyvinvointiteknologia15osp

職業資格として必須事項

学生は以下のことができることとする。

  • 顧客の介護計画作りまたはその評価においてウェルビーングテクノロジーの可能性を検討する a)健康と運動機能または成長と発達の評価と見守り、 b)自発的行動の支援、c)安全の提供と、d)社会性構築と共生を可能にするものとして。
  • 顧客のウェルビーングテクノロジーの有効利用に関したニーズを知り、顧客やその家族との対話で触れる。
  • 顧客サービスにおけるウェルビーングテクノロジー本来の使い方による効果を検証 a) 健康と運動機能または成長と発達の評価と見守り、 b)自発的行動の支援、c)安全の提供と、d)社会性構築と共生の可能にするものとして。
  • *顧客の視点でウェルビーングテクノロジー利用の利点を評価しその報告をする。
  • *顧客の視点で利用価値のあるウェルビーングテクノロジーを選択利用する。
  • *顧客にとって利用価値のあるウェルビーングテクノロジーを用いてみることを勧め、勇気つけ、モチベーションを持たせる。
  • *顧客とその家族とともに、個別のニーズを考え、多様なプロフェッショナルグループにてウェルビーイングテクノロジーの利用について検討する。
  • *ウェルビーングテクノロジーの購入プロセスにおいての指導。
  • *ウェルビーングテクノロジーの利用に際し、勧め、勇気つけ、モチベーションを持たせる。
  • *機器の不調や修理に関して、適切に指導支援をする。
  • *機器利用に際しての気付き、新たなニーズまたは変化、利用者視点での利用計画、問題解決策と決定などに関して記録、ドキュメント、レポート、情報伝達をする。